まだまだ寒いですが

今日は踏み込み温床を作りました。

踏み込み温床は、春から夏の野菜の苗を育てる為の加温に使います。

枠の中に落ち葉や彼岸花の葉、鶏糞、米糠などをミルフィーユ状に重ね上から踏み込むと発酵が始まります。種をまいた箱をその上に並べ発酵熱で加温します。

一週間程度で適温になるので来週はキャベツやレタス、ちんげん菜の種をまきます。

 

一月はあんなに乾燥していたのに、二月に入って雨が多くなってきました。雨が降って乾燥して、また雨が降って温度が上がって雑草の種も動き出します。自然は春の準備に入っているようです。

 

ちなみに雑草とはなんでしょうか?

ある方の定義では「許可なく生える草」だそうです。

許可すると雑草ではなくなるんですね。

雑草も土にすき込むと分解されて腐植と言われる状態になり、微生物のすみかやエサとなって作物に良い影響を与えます。

 

いろいろな雑草が生えて、分解されて、また雑草が生えて、

そして森になるそうです。

自然は常に多様化の方向に向かうそうです。

多様化は安定化だそうです。

 

農業は田んぼや畑で目的の作物だけを育てようとする行為です。自然の中で反自然的な行為をしているんだなと思いますが、逆らわずに、自然のサイクルに学びたいと思います。